結婚、子育てしながら行政書士を続けられる?

女性が仕事を続けていきたいと考えるとき、問題になるのが結婚や子育てです。結婚については配偶者の理解や協力があれば仕事を続けていくことは可能でしょう。しかし、子育ての場合、子供が生まれたばかりのときは育児にかかり切りになりますし、ある程度の年齢になるまでどうしても育児に時間がかかります。そのため育児と仕事を両立しようとしたとき、自分のスキルやキャリアを捨てて、時間が自由になる仕事に就かなければならない場合があります。

その点で行政書士はスキルやキャリアを活かしつつ仕事を続けていける職種のひとつです。その理由として行政書士の資格は一度取得すれば永久的な資格ということです。資格の中には有効期間があるものもありますが、行政書士の資格は有効期間がないため、子育てなどで仕事を休職しても、再就職の際にも資格は有効です。行政書士は再就職がしやすい職業なのです。

もうひとつが行政書士の仕事は様々な雇用形態があるため、仕事が続けやすいことです。行政書士は正社員といった雇用形態のほかに、契約やパート、アルバイトといった雇用形態もあります。そしてパートやアルバイトといった雇用形態の場合、勤務日や勤務時間に融通が利くところがあります。正社員としてフルタイム働くことは難しいけれど週に何日か、数時間働くことはできるという人は少なくないでしょう。そのような場合、雇用形態を変えて仕事を続けることを考えることができるのです。

また、行政書士は独立開業することができる職種です。顧客の確保という問題はありますが、その問題がクリアできれば自宅で子育てをしながら仕事もするといったことも考えられます。